INTO THE SKYLINE

CATHY DENNIS

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デビュー作『MOVE TO THIS』に続く’92年の2枚目。

SHEP PETTIBONEをプロデューサーに迎えて制作。ハウス系のビートの上にポップなメロディーが乗っかる。本人はソングライターを目指しているというだけあり、流石といえるメロディーメイカーぶりを発揮している。ただ圧倒的なヴォーカルで聴かせるようなタイプではなく、高音部には弱さを感じる部分もあるが、逆にそれが官能的に響いたりする。

冒頭のアップな「YOU LIED TO ME」はノリのいいダンスナンバー。メロディーもキャッチー。続く「WHY」もまた違ったノリのアップナンバー。この曲のみ前作で手腕を発揮していたDANCIN' DANNY Dがプロデュースを担当。ミッドテンポの「FALLING」はメランコリックなメロディーで、アルバムタイトルはこの歌詞の一節から。スローバラード「MOMENTS OF LOVE」はマイナー調のメロディーが切なく、時折かすれたように歌うヴォーカルがその切なさに拍車をかける。リズムにはギロが使われておりボサノバっぽい雰囲気を醸し出している。オーソドックスなポップ「IRRESISTIBLE」はサビのメロディーがなぜかどこかで聴いたような錯覚に陥るのだが、紛れもない新曲。この曲はサビから歌い始められる、つまりそれだけサビのメロディーがキャッチーであるということの表れ。聴き覚えがある錯覚に陥るのも、同じ理由によるのかもしれない。

アルバムとしての曲の流れも申し分なく、単調になりがちなダンスナンバーにおいてもメロディーはしっかりとポップ。


メロディーメーカーのセンスが光る佳作。




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